断熱・防犯・防音に最適！内窓リフォームの平均費用相場はいくら？

高い断熱効果が見込める内窓リフォームが注目を浴びています。この記事を読んでいる方も、内窓の取り付けを検討しているのではないでしょうか？どれぐらいの価格で内窓が取り付けられるのか気になっている方もいるでしょう。この記事では、内窓リフォームについて分かりやすく解説します。

内窓リフォームとは

リフォームを依頼する前に、内窓について正しく理解をしておきましょう。

そもそも「内窓」とは

内窓とは、2組の窓サッシを二列に配列した内側の窓のことをいいます。素材は樹脂製であることが多く、別名「インナーサッシ」とも呼ばれています。内窓を取り付けると断熱効果を上げられて、窓の結露対策にもなるため、全国各地で注目を浴びているのです。

遮熱高断熱複層ガラス、高断熱複層ガラス、複数ガラス、防音合わせガラスなど、性能が異なるさまざまな窓ガラスが販売されています。

内窓のメリット

内窓を取り付けると(1)断熱効果(2)防音効果(3)防犯効果の3つのメリットが得られます。

断熱効果

家の中で、熱の出入りが最も大きいのが「窓」。窓の断熱性能を上げることで、建物全体の断熱性能も高めることができます。また、断熱効果がある内窓を取り付けることで、窓の結露防止対策が行えます。

防音効果

内窓を取り付ければ、防音性能を上げることができます。とくに、遮音性能が高いガラスを使用すれば、高い防音効果が得られるため、道路沿いや鉄道・空港に近い家の窓に内窓が取り付けられることが多いです。

防犯効果

内窓を取り付ければ、泥棒は2枚の窓を割らなければならなくなり、侵入までに時間がかかります。また、窓が割れる音で周囲の人に泥棒だと気付いてもらえる可能性があがります。このような面で、内窓は高い防犯効果があると言われています。

内窓のデメリット

内窓を取り付ける場合は、メリットだけではなくデメリットもあります。

一般的な窓より価格が高い

内窓を取り付けると2枚分の料金が必要となります。そのため、一般的な窓を取り付ける場合よりも価格が高くなります。

気軽に換気ができない

1枚窓と比較すると、窓を開けるまでにも時間がかかります。室内の換気をパッと行えないことも内窓のデメリットといえるでしょう。

掃除が大変

窓には、さまざまな汚れが付きます。外側には、空気中に含まれている塵や泥、花粉。内側には、手垢やホコリが付いて汚れます。頑固な汚れが付着することはありませんが、内窓を取り付けると掃除の手間が増えます。

内窓リフォームの平均費用相場

内窓リフォームは窓の性能やサイズにより費用が異なりますが、平均費用相場は以下の通りです。

	小窓	中窓	大窓
サイズ	60cm×100cm	100cm×150cm	190cm×200cm
費用相場	約7万円	約15万円	約20万円

※あくまでも内窓リフォームの平均費用相場となります。

内窓リフォームのおすすめ商品

次に、内窓リフォームのおすすめ商品をご紹介します。

YKKAP「かんたんマドリモ」

YKKAP「かんたんマドリモ」は、今ある窓枠に新しい枠を被せるだけで取り付けられる内窓です。既存窓を取り外したり、壁を壊さずにリフォームできたりするため、短時間で施工を終わらすことができます。

施工時間が短時間で住めば、人件費などが削減できるため、施工費が安くなります。そのため、内窓リフォーム費用を安く抑えたい方におすすめの商品です。

LIXIL「インプラス」

LIXIL「インプラス」は、窓の性能にこだわり開発された商品です。断熱効果・結露軽減・遮音効果・UVカット・防犯効果・省エネ性の6つの効果が得られます。とくに注目すべきは、窓の断熱性能を高めることで、冷暖房費が毎月約1,400円も安く抑えられます。そのため、省エネに高い効果を発揮する窓ガラスをお探しの方におすすめです。