秘湯の旅・大分
8月12日から16日まで・・・小林工業はお盆休みを頂きました。
お盆休みの日程は・・・年間休日カレンダーで決められますが・・・
弊社の場合は年間労働日数があらかじめ決まられていて・・・休日日程はカレンダーを作った女性スタッフによって決められています。今年は12日からお休みで・・・なんだか得した気分になれました。
お盆休みは・・・・家内の実家の大分へ
80歳前後となった家内の両親を訪ねるのも・・・GW・お盆・・お正月と年々回数も増えてきています。
今回は13日の出発で・・・愛媛経由で大分へ
私も大分は大学時代を過ごした地で・・・・友人やお世話になった方々も多く・・・楽しみな旅行でもあります。
そして・・・もう一つ
大分市と臼杵市を隔てる山間にひっそりとたたずむ温泉宿が2軒
主には療養湯として・・・
長期滞在されるのが目的の療養宿です。
おそらく??料理も簡単な食事程度と思われますが・・・・
一風独特の温泉が良いんです!!!
こちらの正式名称は「六ヶ迫鉱泉」と言い
湧き出ているのは・・・
温泉ならぬ『鉱泉』で・・・炭酸を沢山含んでいて
それを薪で沸かして・・・
お風呂と・・・スチームサウナ(蒸し風呂)にして有ります。
せせらぎを聞きながら・・・
まずは鉱泉を沸かした湯船に入ります。
少しヌメリが有る赤みを帯びたお湯は・・・いかにも効きそうです。
身体が温まったら・・・
川もを見ながら一休み
なんとも風情があります。
川面を渡る風で体を冷やしてからが本番です。
湧き出したばかりの鉱泉が
焼酎の1.8Lボトルに入れてあり・・・
手前の鉱泉が溜められているバケツに浸けられて
いつも冷やした状態にして有ります。
このペットボトルの鉱泉はすぐ隣の湧出場所から
定期的に運ばれて炭酸成分が抜けない状態に保たれています。
味は美味しいとはいえませんが「良薬は口に苦し」でチョッと酸っぱい炭酸水
この鉱泉をコップ一杯飲んでから・・・
蒸し風呂に入るのが決まりのようです。
それと・・・このバケツの鉱泉も洗面器に一杯溜めて一緒に蒸し風呂に入るのもルールのようです。
この下が釜になっていて・・・
下を廃材で燃やしていると思われます。
温度計など付いていませんが・・・かなりの高温!!
お湯が沸きたつ音が聞こえるほどです。
効能のある鉱泉が・・・
毛穴から染み込む・・・
体内の老廃物が汗となって吹き出る!!
高温で辛抱しきれなくなると・・・
先ほど用意した洗面器に溜めた鉱泉を頭からかぶります。
そして・・・・ギブアップしたら・・・・
右側の水風呂へ
こちらで汗を流してから・・・・
左側の『鉱泉』へ・・・
どちらも16~17度でしょうか??
一気にクールダウンします。
体の芯まで『鉱泉』を染み込ませます。
そして・・・・
身体が冷え切ったら・・・
ペットボトルの鉱泉を飲んで・・・
蒸し風呂へ・・・・
きつくなってきたら・・・川面を見ながら休憩・・・
これの繰り返しです。
一緒に入ってるおじさんと・・・昔なじみの大分弁で世間話
全身に竜やトラの刺青を入れられたおじさんも・・・お風呂の中では関係有りません・・・
普通に会話・・・あちらの業界も景気が良くないそうです。
糖尿病が治った・・・ガンが完治した・・・などと噂の秘湯ですが・・・・
僕は・・・2~3人の温泉客の方とおしゃべりしながら・・・マッタリと過ごすのが楽しみで・・・
一度入ると・・・2~3時間 お腹が空いたら帰ります。
日本中探してもこんなにのんびり出来るスチームサウナはここだけでしょうね。
大分県臼杵市六ヶ迫鉱泉 しらさぎ荘 のご紹介でした。