今年最初の冬支度
暖房器具のナンバーワンはなんといっても薪ストーブ・暖炉です!!
めらめらと揺らめく炎は体を温めてくれるだけでなく・・・・心の中までポカポカと暖めてくれます。
石油ファンヒーターは化石燃料を電気仕掛けのファンで燃焼させ・・・その上、燃焼ガスを室内に放出する事で室内を暖める日本ならではの暖房器具で・・・室内の空気を換気しないと二酸化炭素中毒を引き起こします。
今まで・・普通に慣れ親しんで来てるので普通に見えますが・・・よく考えるとかなり地球環境にも人体にも悪影響を及ぼす暖房手段です。
薪ストーブは・・・室内の空気を吸い込んで薪を燃焼させ・・燃焼した排気ガスは屋外に放出するために屋内の空気は一切汚しません。そして・・・遠赤外線を多量に放出するので体の心から暖めてくれるばかりか・・・健康にも大きな効果が有るといわれています。
その上、薪は木が光合成によって酸素を放出して二酸化炭素を閉じ込めた事によって生まれた炭素を燃焼させるので・・・地球上の二酸化炭素は増えた事になりません!!環境に優しい燃料です。
しかし・・・・体にも環境にも優しい快適な薪ストーブにもわずかな弱点が有ります
それが・・・年に一度の煙突掃除です。
今日は岡山県最高峰「那岐山」の裾野にあるお宅に煙突掃除に伺わせていただきました。
総2階造りで屋根勾配は7寸は有りそうな急勾配
その棟近くに出した煙突掃除はなかなかのスリルが味わえます。15mは伸びる高所作業車も軒までしか届きません!!!
スニーカーでは滑って危険なので素足で屋根へ!!
煙突トップ(陣笠)を外してメトス(薪ストーブディーラー)専用の煙突掃除金具をおろして行きます・・・・・・
昨シーズンの終わり頃から煙突詰まり気味だったので私の薪ストーブ経験上最大の詰まり加減でした。
こちらのお宅は風倒木の杉・檜を多量に焚かれてるので・・・樹脂・ヤニ系が煙突にこびりつきやすくなっています。
吹き抜けを7m以上上っている室内煙突にもびっしりとすすが付いていたようです。
煙突のすすを全てストーブ内に落として・・・・扉を開けてビックリ!!!
ペール缶(20L)に満タンになりそうな量のすす!!!
昨シーズンに燃えにくくなっていたのが理解できる状態でした。
これで、煙突内も新品同様に滑らかに掃除でき「スッキリ爽快コーラック」って感じで心地良く薪ストーブライフが楽しめます。
明後日に迫ったドイツまでに必ずやっておきたかった仕事を一つ無事終えて私の心もスッキリ穏やかになれました。