完璧リフォームその4 「完璧な断熱」
新築工事でもリフォームでも断熱工事と構造強度が重要な部分です。
断熱材さえ入れれば・・・筋交いさえ入れれば・・・なんて
いい加減な施工ならやっても無駄です!
現在リフォーム中の現場です。今回は施工区分にあわせてシロアリ駆除作業を行って順次床断熱材をはめ込んで行きます。
今回の断熱基準は次世代省エネ対応の高断熱仕様にしました。床断熱材はイノスで新しくラインナップされた硬質ウレタン3種の厚さ55ミリを採用しています。
温水式床暖房を施工するので熱が床下に逃げないようにと断熱レベルを上げました。
いくら性能の良い断熱材を使用しても床合板との間に空気層が出来たり、床下の空気が断熱材上部に侵入するすき間を作っては高い断熱性能が引き出されません!
まず一番に断熱材と床合板が密着させるように大工さんに指示。そして余分のすき間が開かないように断熱材のカットにも十分注意してもらいます。
そして夕刻!私が断熱補修用のウレタン発泡ガンで施工レベルを確認しながら補修して行きます。かなりシッカリと施工して有りますが完全とは行きません。
最終的に私がウレタン発泡ガンですき間を完全に断熱補修して行きます。
人任せに出来ない自分の性格を反省しながらの作業です。
これで大丈夫!!暖かい床暖になることでしょう
床暖房機器の性能が100%発揮できるはずです
同じ断熱材でもすき間が開いたり、下に垂れ下がったり、外気が入ったりすると施工の仕方で性能の半分も発揮出来ない場合も有ります。
せっかくお客様が投資されるんだから満足していただける性能を引き出すようにメーカーの施工マニュアルに沿って施工するのは勿論ですが、私なりにさらに性能アップできる施工方法を試行錯誤しています。