完璧なリフォーム その3
12月10~11日の完成見学会を目指して急ピッチに作業が進んでいます。
屋根の葺き替え作業も今日で通常の瓦は並べ終えました。明日からは棟瓦・尾などの役物といわれる取り合い部分の施工になります。瓦工事のポイントは全ての瓦を確実に釘打ちして固定することです。小林工業が建てたイノスの家は数年前の暴風(広戸風)にも被害ゼロでした。確実な施工が予想を超える台風にもびくともしない事を実証してくれました。
広々な間取りに改修する場合は耐力壁の量が足りなくなる恐れが出てきますが、出来るだけ耐力壁の配置に工夫するばかりか構造用合板で補強する・ダブル筋交いの配置などで十分な強度を確保しなければなりません。
筋交い補強する場合
筋交いの強度に耐えられるだけの柱・土台・桁への強固な固定も重要になってきます。
リフォームの施工でもイノス仕様の補強金物、ホールダウンボルトなどによりイノス仕様並みの強度が保てるように工夫しています。
隣の写真は設備スタッフ育さんがキッチンの排水パイプが既存の基礎を通るように穴を開けているところです。こちらの物件はもともと土間コンクリートの無い基礎だったので既存基礎に鉄筋で補強して土間コンを打設しているので強度の不安も無く安心して穴あけできます。
本日の施工スタッフは設備・大工・板金工・瓦屋・エアコン設置業者・・合わせて総勢16名の作業となりました。
吹き付け断熱を済ませると現場も落ち着いてくるでしょう・・今がヤマ場・・気が抜けない週末です。
みんなの苦労とアイディアで良い家が出来つつあります。お楽しみに!