完璧なリフォームその2
新しく補強した杉丸太の大梁が古材の梁を力強く支えます。
お祖母ちゃんのお部屋の押入れとローカだった部分が対面キッチンとダイニングになります。
押入れ&ローカ部分は柱が多く建物の垂直方向の強度を支える部分でした。
今回はその部分を大きな杉丸太と五寸桧柱で頑強に支えます。
今回のリフォームのシンボル的な部分でも有ります。
耐力壁の不足した部分は北側のユニットバス側壁・脱衣場の側壁に移動させてダブル筋交いで強度アップさせます。
土台もシロアリに強い桧を使用して基礎と2cmすき間を設けて床下換気させる基礎パッキン工法を採用しています。
10m2以内の建て増し部分は頑強に母屋につなぎ耐力壁を十分に設けて母屋の補強にもなります。
わずか985mmの建て増しですが6畳が7.5畳に4.5畳は6畳に広がりました。
三十年前の瓦で・・瓦自体はまだ大丈夫でしたが、瓦の施工が良くなかったので台風時に雨漏りを起こしていたために今回新しい瓦に葺き替えとなりました。
今回は無駄に積み重ねていた従来の方法からシンプルな葺き方(施工)に変更して屋根荷重の軽減と雨漏りしにくい施工に変更しました。
瓦の下の防水フェルトも高性能・高耐久の製品に変更して暴風雨にも大丈夫な屋根になりました。
完璧な構造補強・暴風雨対策のリフォーム工事が進んでいます。