ミルクでパワーアップ
いくら良い家を創っても、それを支える地盤に強度がないと傾いてしまいます。
小林工業では地盤保証に対応して全ての家で第三者機関による地盤調査を行っています。そして・・・・地盤強度の基準に満たない場合は地盤の補強を行っています。
今回の現場は勝央町の丘陵地で調査の結果、部分的に強度不足が判明しました。
今回は検査機関より柱状改良(柱状杭)の指示が出た為に行われます。
大きなしゃもじが付いたようなドリルの先端からセメントミルクを圧入しながら掘り進みます。
施工深さは今回の現場では4.5mから2m程度行われます。
掘削機の隣に用意されたトラックの上では大きなミキサーでセメントミルクが仕込まれています。
広島風お好み焼きのネタ程度のとろみで入念に混ぜられます。
セメントがだまになりやすいようです・・・幼少の頃の脱脂粉乳を思い出してしまう私は団塊の世代ではありません!
土とセメントミルクが混ぜ合わされた土中の柱の高さを建物基礎の形状に合わせて高さ調整して改良工事の終わりです。明日からはこの上に強固なベタ基礎を作る作業が始まります。
生涯安心して暮らしていただける家創りが確実に進んでいます。