瓦工事
昨日3/20日から瓦工事に入って、今日中には大まかな瓦工事が終了の予定です。
小林工業ではほとんどの現場が瓦屋根ですが、上棟から屋根葺き完了まで一週間で終えるように工程しています。これは、大切な住宅の骨組みを濡らす事の無いようにしたいからです。
上の写真は最も高い棟の部分です。建物の土台部分から入った空気は通気胴縁によって外壁内側を通った後、屋根板の内側を通って棟に設けた換気棟から排気されて行きます。外壁、瓦から伝わる熱を放出すると共に壁体内の湿気も放出してくれます。
瓦は全数釘止めするように決めています。3年前の広戸風の時でも小林工業の家は被害ゼロで済んだのも「全数釘止め」のお陰だと思っています。
瓦は瓦桟と野路板に釘打ちされますが、イノスの仕様では瓦桟の下にスペーサーベルトを入れるように指示されています。これは、万が一にも瓦が割れて漏水した場合に瓦桟に水が溜まらずにスムーズに防水フェルトの上を流れて行くようにしています。
なんだか「こむつかしい!」説明になりましたが、
一生懸命に良い家創りをしているって事をお伝え出来れば幸いです。
濃淡二色の瓦が葺き上がって、どんどん可愛らしくなっています。英田方面にR374を通られる際は是非ご見学ください。