「軒ゼロの家」「パネル外壁」は雨漏りしやすい!
お盆休みは電話もかからない、一人静かに仕事に浸れます。
お盆明けに提出のプラン考え中!外は豪雨です。「ポツン!ポツン!ポツン!」
ン?もしや雨漏り?
小林工業の本社ロハスステーションは1983年新築の農協さんの支所を2005年に購入リノベーションして2006年に完成しました。以来、ノーメンテナンスで15年が経過しています。
軽量コンクリートパネル(ALC)の外壁で60cmおきのジョイントをコーキングで防水し吹き付けタイルで仕上げていますが、軒が無いので紫外線にさらされて劣化している上に軒ゼロは雨が外壁をつたいます。
悪条件のW連鎖で今回の様な連日の雨で劣化したコーキング部分から雨が屋内に染み込みます。
ポツン!ポツン!
「雨音はショパンのしらべ」なんて懐メロがありますが、、、わびしい、貧乏くさい音にしか聞こえません!
ステンレスの桶で雨漏りを受けましたが、あまりにもうるさいので、ティッシュを敷いて音消しです!
早速!屋根に上がって外壁部分のコーキング劣化部分をカッターで取り除いてコーキング打ち直しで応急処置しましたが、コーキング、ALCの劣化部分は完全に切り取ってシーラー処理して変性シリコンで打ち直ししないとダメです。プロの防水屋さんにお願いします。
サイディング!ALC!などのコーキングでの防水に頼る外壁材は10年毎の点検補修が必須だと改めて感じました。
仮の補修を自分の手で終えましたが、本来ならプロの防水屋さん外壁塗装屋さんにお願いして定期的なメンテナンスが必要です。
ロハスな家のこだわりは10年ごとの外壁メンテナンスが不要の家創りです。
その為に外壁は「塗り壁」をお勧めしています。
ノーメンテナンスで30年間は安心して暮して頂きたいと考えます。
その為には「深い軒の出」「塗り壁の外壁」「3、3m長尺通気防水シート」が必須にしています。
いつまでも安心して暮らして頂ける家創りを行っています。