夏涼しく冬暖かい家創りと強度アップ
夏涼しく冬暖かい家創りと強度アップ
ロハスな家創りを行う小林工業では松尾設計室の設計指導の基に省エネ性能の高い「太陽に素直な家」を建てています。
今回は景色を楽しむ家で南東面に大きな窓を設けてリビングと借景を一体化した間取りとなっています。
南南東の山々に対して大開口を設ける為に夏の日射による温度上昇を抑える必要があります。
その為に深めの庇を設けて
①屋内から庇が被って景色の邪魔にならないように
②夏の陽射しは確実に遮る事で涼しく
③冬の陽射しは確実に取得して暖かく
④庇を設ける事で壁面耐風強度のアップ
などの効果があります。
小林工業のルーツは建設省認定の鉄骨加工工場です。
そのノウハウを生かして南面の軒は鉄骨で組みました。鉄骨で組む事で木造なら必要な大梁も必要なくシンプルに組むことも可能になります。
そして、構造用合板をビス止めして面強度をました鉄骨を桁にボルト止めする事で壁面耐風強度もアップします。
南面に広がる棚田と里山の景色を屋内から眩しさを感じる事なく楽しめる作品になります。
断熱性能 UA値0、38
気密性能 C値0、3
の高性能でありながら日射取得と遮蔽にも配慮した
省エネで快適に暮らせるロハスな家の建築が岡山県南の和気町で進んでいます。