「寸分違わぬ」職人技!
家創りの基本とも言える「土台」の据付作業のお話です。
よく「寸分違わぬ」(すんぶんたがわぬ)と言われますが・・・
寸は約3cm、分は約3mmで昔から日本の寸法(尺貫法)です。
3mm違わない厳密な仕事を表します。
ロハスな家では基礎パッキン工法で土台を2cm基礎面から浮かして床下換気を行う工法を採用しています。
家全体の基礎面から均一に床下換気できるので換気むらが無くなります。
また、土台が直接基礎に当たらないので土台が乾燥状態を保ちシロアリの被害に遭いません。
その上、基礎立ち上がり面を欠いで換気口を設けないことで基礎の強度も均一に保たれます。
土台設置の順序は・・・あらかじめ基礎レベラー仕上げで均一に高さが出された基礎面に基礎パッキンを置いて1回目のレベルの確認をします。
そして・・・低い箇所があれば1mm・2mm・3mmのスペーサーをプラスして高さ調節を行います。
土台を仮置きしてスペーサー&基礎パッキンの位置を正規の位置に据えて「充電式インパクトドライバーで仮締めして・・・
2回目の高さ確認を行い・・・誤差があれば再度修正します。
そして・・・最終は100V電源の強力インパクトドライバーで本締めします。
そして・・・
3回目の高さ確認(レベル測量)で+・-1mmの誤差範囲になっていることを改めて確認します。
そして最後は小林工業の監督スタッフが基礎パッキンスペーサーの位置確認等の最終検査を行います。
担当監督のTarou君は社内でも有名な「厳格人」
融通の利かない所も・・・ある意味魅力かもしれません!
雨天順延もあって7月5日は2箇所同時上棟です。
お天気であります様に