Eco-Love Letter 第1通目:”Think Globally, Act Locally”
はじめまして。本日は、小林工業の不定期に
年間数日だけのボランティアスタッフ、Kanaが
米国はアラスカ州より、初Eco-Love Letterを投稿です
さっそくですが、“Think Globally, Act Locally”という言葉があります。
「地球規模で考え、足元で活動する」という意味です。
1972年にスウェーデンのストックホルムで開催された
国連人間環境会議の顧問であった、Rene Dubosが言ったのが始まりだと
考えられているのですが、米国でも、環境に対する意識の高い、
リベラル(自由主義)な土地に行くとよく見聞きするフレーズです。
例えば、地産地消。地域でとれた農産物や水産物をその地域で消費すること。
地域の経済効果、新鮮なものを体に取り入れるということだけでなく、
大きなスケールで考えると、その産物を他の地域に輸送するときに使われる
エネルギーを減らすことにより、地球の温暖化の緩和につながります。
そのように、地球の温暖化なんて、大きな問題すぎて、気の遠くなるようなことを
見据えながらも、私達の手の届く暮らしの範囲の中で行動してゆく。
逆に言えば、私達の日々の暮らしが、関係ないように思える遠い国での出来事、
または、大きな世界規模の問題に繋がっている・・・。
小林工業は、「ロハス」-人と地球が継続可能で健康的な関係を共有する
快適なライフスタイル-をキーワードに家創りを進めています。
先ほどの地産地消の例に戻りますと、
私達の家造りでも、美作檜の無垢床にすることにより、
資材コストの軽減だけでなく、運搬による二酸化炭素の削減にも貢献しています。
まさに、”Act Locally” を実行しているのですが、
直接的に家創りとは関係ないんじゃないか?と思える
“Think Globall
y” の部分を、新しいカテゴリ「Eco-Love Letter」に
投稿していこうと思います。
小林工業の永遠の看板娘ことTeruちゃんに言われました。
「Kanaちゃんが暮らしているって思うと、
海外も実は意外とそんなに遠いところじゃないかもしれない」
海の向こうは遠いところの様に思えるのですが、
美作市の中でも若干秘境の地出身の平凡な田舎っぺの私が
あっさり普通に暮らしている海の向こうや、国内でも美作から離れた土地でのこと
をレポートしていきますので、遠い世界の出来事が、意外と日々の暮らしと、
そして、小林工業の家造りと繋がっているということ、
そういう、“Think Globally” の部分に少しでも役立てば良いな、と思います。
また、書くことによって、私自身も学ぼうと思っていますので、
よろしくお願い致します。
インターネットの無い僻地へ出かけること、また、
日本語の使えない状況にいることも多いので、コメントの返信の遅れ、
不定期な投稿など、どうかご了承下さい。
Peace,
Kana