もったいないけど・・・建替え着工!
小林工業初の県南進出です。
現場は和気町の山間、棚田が広がる扇状地の中腹です。
新築以来、全く手が加えられていないそうで
1階のリビングダイニング部分は建築ブロック造で屋根部分は鉄筋コンクリートのスラブ(屋上ベランダ)が載せてあります。
建物自体の外観は綺麗でまだまだ住めそうですが・・・
1階、2階とも床はブヨブヨとトランポリンのようです。
棚田の途中の水田を宅地にしたようで、地盤は湿りがちです。
庭先に井戸が掘ってありますが・・・水面は地盤から20cmくらい下でしょうか・・・
こうした湿気の多い地盤が建物の耐久性を縮めてしまったようです。
まだまだもったいないように見えるお宅ですが・・・今朝から解体工事に着工です。
お施主様から頂いた衣類乾燥機を引き取りに今日は軽バンで現場訪問です。
お施主様ご家族の表札も外させていただいて、いよいよ解体工事・・・
まずは、瓦屋さんが瓦の撤去です。
左は外観予想図です。
新築後はご夫婦とお祖母ちゃんの三人暮らし
障子を全開すれば玄関もつながり、広々27.5畳ワンルームにもなる面白い空間です。
眼下に広がるを棚田の景色を眺めながらの食事
ナチュラルフォーム吹き付け断熱による高断熱仕様に蓄熱暖房機で快適でエコな生活を実現します。
のんびり・・ゆったり・・暮らせる「ロハスの家」の完成は来年5月頃を予定しています。
お客様のご協力もいただけて完成見学会も行いますので、作り手の私も今から楽しみな現場です。
先代に残して頂いた家を壊してしまうのは残念ですが・・・建替える事によって現在の水道光熱費から半分以下で暮らせるようになります。
廃棄する事によってCO2は排出されてしまいますが・・・それ以上に日常生活に掛かるCO2は大幅に削減されます。
生活されるお客様は勿論ですが、地球にも環境にもやさしい家創りが進んでいます。