見えない所が見られたい!
見て欲しいって思ってても・・・なかなか見てもらえない部分のお話です。
美作市で建築中の環境共生住宅「ロハスな家」も順調に工事が進んでいます。
こちらのお宅は大半の床が無垢のナラ(楢)フローリングのオイル仕上げが張り込まれています。
無垢の床材は湿気・乾燥によるひずみが出やすく慎重な施工が肝心です。
おまけに・・・こちらのお宅は蓄熱暖房機を床下に設置するタイプの床下全館暖房が行われます。
注意して施工しなければなりません!!!
一枚一枚張る度に綺麗に掃除しながら施工が進んでいます。
無垢フローリングは板の中央部分に硬化後も弾性のある接着剤が塗られて片面だけ釘止め、もう片面は前に張ったフローリングの溝に叩き込まれて固定されます。・・・・以前は無垢材を釘止めすると乾燥収縮でフローリングが割れると言われ糊無しで施工されていましたが・・・ミシミシとキシミ音がしていました。
縦長に細長く一通り糊を塗ったら木片で叩きながら張って行きます。エアー工具の釘打機で専用の釘で止められますが・・・硬い楢の木は金槌で増し打ちが必要です。
職人さんの丹精込めた作業が将来にわたって安心快適な暮らしを支えています。こうした地道な部分を皆さんに見ていただきたいと思いながらも・・・・なかなか見てもらえないのが残念な所です。
良い仕事の大半は隠れてしまう部分なのです・・・・・・・・・・・残念!!