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得する太陽光発電設置方法

小林工業では現在3棟の太陽光発電住宅を建築中です

発電パネル

私の場合、新築の際に太陽光発電を設置することをお薦めしています。

新築時に設置すれば足場工事・電気工事などが大幅に省けるために、後日、改めて工事するより格安で設置可能です。

資金計画にもよりますが、35年の長期住宅ローンに太陽光発電設備の費用を含めた場合は

(太陽光発電設備支払いローン額) < (発電料)

になり、住宅ローンの返済を太陽光発電のメリットで助けてくれるようになります。

ハウスメーカーは瓦などの屋根材に埋め込まれたビルトインタイプの太陽光発電を採用してスッキリと仕上がった外観に仕上げていますが・・・・

シャープ太陽光発電の特約店契約を結び、精通した小林工業は屋根材の上に後付けするタイプをお薦めしています。

通気層

その理由として

太陽光発電を行なう「発電セル」は熱による影響を受け易く、高温になると放電してしまい、いくら陽射しが強くても高い発電能力を発揮出来ません。

ビルトインの屋根葺き材兼用タイプの場合は発電パネルが屋根下地材と密着し、熱を逃がしにくく能力低下を起こします。

写真の屋根上タイプの場合、太陽光パネルと屋根葺き材の間に6~7cmの通気層が出来て常時、上昇気流が起きて発電パネルを空冷してくれるので温度上昇による発電効率低下を自然の力で抑制してくれます。

そして、階の屋根裏温度も屋根上タイプの方が低くなり・・・昨日お伺いした姫路のお客様も2階の子供部屋にエアコン設置の必要が無いほど涼しいそうです。

そして・・・税務上も後付けタイプの方がお得です。

屋根瓦(屋根葺き材)を兼用したビルトインタイプの太陽光発電設備は建築設備扱いとなり固定資産税の評価対象なり、美作市の場合1.4%の税率が適応されます。固定資産税の場合、毎年の長期課税となるので、わずかの税率でも家計に響きます。

一方、写真の屋根上タイプの場合は家財扱いとなり固定資産の評価対象になりませんから課税される事はありません。

地球温暖化による影響が各所に現れ・・・改めてエコに対する重要性が叫ばれる中

「我家で使うエネルギーは我家の屋根で作る」

省エネルギーならる創エネルギー住宅の建設が求められています。

外観だけのエネゼロ住宅にならないようにシャープさんの支援のもと、高い効率と経済性にすぐれた太陽光発電住宅の普及に努めています。


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