ドイツ発「住宅の燃費」
今日、届いた住宅関連の新聞に「ドイツ省エネ住宅の最新事情」が掲載されていました。
エコ先進国のドイツでは2008年7月から賃貸・販売する際に「その建物で一年間生活するのに必要なエネルギー量を表示する義務 エネルギー・パス 」が定められました。
1977年当時の標準的なレンガ造りペアガラス仕様・灯油による暖房の住宅の評価はEレベル
45坪の住宅の年間ランニングコストは
7210.5ユーロ(115万3680円)
2007年建築の断熱レンガ造りアルゴンペアガラス・エコ暖房の住宅の評価はAレベル
45坪の住宅の年間ランニングコストは
473.1ユーロ(7万5696円)
なんと!同じ住宅面積で有りながら年間に107万7984円の光熱費がかからない計算になります。
この住宅を買うと年間の光熱費があらかじめ解かる!
エネルギー・パス
家を求めようとする人には実にわかり安い指標で私は大賛成です!
自動車だとプリウスだと燃費は35.5km/L
カローラだと17.2km/L 軽四のアルトだと24km/L・・・と明確に仕様エネルギー効率が明確に明示されています。
でも・・日本の住宅には明確な基準が作られていません。
ドイツで始まった「エネルギー・パス」良いですね~
早く日本でも導入(義務化)してもらいたいものです。
「ママ!うちって外張り断熱だっけ?」てCM
お客様にとっては意味不明のおまじないみたいなテレビCMで・・・外張り断熱のお題目だけが耳に残る・・・どんな利点・コスト・弱点なのか何にも伝わらない・・・何となく良い家なんだろうな~と誤解だけが残ります。
小林工業は岡山県北では最高レベルの断熱施工を行なう建設会社だと思っています。
実際に入居頂いたお施主様からも以前の光熱費から1/2・・1/3になったとのご報告も頂いています。
お客様によっては小林工業の家創りは高いんじゃないの?
って誤解されてる方もおられるそうですが・・・
でも・・無駄なお金が漏れない家を造る為のコストなんです!
家は一生の財産です。断熱の足りない家は毎日の生活の中から光熱費としてお財布から一生お金が漏れて行くんです。
本当の意味で安い家とは・・・・快適に暮らせて無駄に光熱費を使わない・・・・無駄なエネルギーを使わない・・・人と地球に優しい家だと思います。
ドイツで7月から義務付けられる「エネルギー・パス」
本物の住宅エコ基準として日本でも早く導入もしてもらいたいものです。