もうすぐ上棟!エネゼロの家
津山市高野山西で3月14日上棟予定のY邸です。
こちらのお宅は太陽光発電システムを屋根の上に設置する「エネゼロ住宅」です。
エネゼロとは・・・昼間は太陽光発電で出来た電力を使用し・・余った電力を中国電力に買ってもらいます。
そして・・・深夜電力の格安(昼間の1/3)なエネルギーをかしこく使って、昼間に売った電気代で夜の電気代をまかなおう言うものです。
エネゼロの家を創る際には・・・
1.南向きに効率よく発電できる屋根
2.エコキュートとIHクッキングヒーター
3.高断熱・高気密仕様で断熱性能の高い家
などの条件が必要です。
太陽光発電システムを屋根に上げさえすれば「エネゼロ」てわけには行きません。
確実な理論に沿った設計と確実な施工がなければ実現できません。
今日は昭和の名工「松本ブラザース」が丹念に土台を設置しています。
「土台が肝心」よく聞く言葉ですが・・・・
こちらの現場でも「プラス・マイナス 1mm以内」の水平精度で土台が据えられて行きます。
基礎パッキン工法で基礎と土台の間に2cmの樹脂パッキンを挟んで床下の均一な換気が出来るようにしていますが・・・・基礎調整均しの上にスペーサーを入れて再度調整・締め直しが行なわれています。
小林工業では全ての現場で土台精度1mm以内の土台レベルが守られています。
土台精度が正確に守られていると・・・これから組上げられる家全体のレベル(水平精度)が簡単に守られて行きます。
写真の土台にはSD15・E90の印字がして有ります。(上下反対)
これは住友林業で木材の品質検査を行なった証で
含水率 15%以下 ・ ヤング係数90以上が品質・強度試験によって確保されています。
「良い家創りは確実な品質と施工管理が行なわれていなければならない」
一流住宅メーカー・・住友林業らしい考え方でも有ります。
上棟は3日先・・・雨・露にあわせてしまうとせっかくの検査済み乾燥材も湿度が戻っていまい台無しです。
大工さんの手でミリ単位で完璧に据付けられた土台の上に養生マットが丁寧に貼り付けられてゆきます。
この上から木材全体にブルーシートが掛けられて雨対策も万全です。
見えないところが「KOBAYASHI品質」大工工事を担当していただく松本ブラザースさんには頭が下がる想いです。 感謝!!