「杭を打って、悔いを残さず」
イノスの家創りはまず地盤調査から始まります。
イノスの家では全ての住宅に地盤保証を行うことが義務付けられています。
小林工業では正式見積もりの際に地盤改良工事も見積もりに含めるために地盤の状況を確認します。
第三者機関が地盤調査するわけですが、その試験データーの判定によって地盤改良工事の有無・工法が決まり、必要な場合は見積もりまで行います。
今日は津山市内で地盤調査でした。
いつも願うことは「頑丈な地盤でありますように」
でも・・すぐ南側の宅地で今年新築させていただいて良好な地盤だったので
今日は比較的に安心して立ち会えました・・・お陰で良好な地盤のようでした。
先日、地盤調査した現場は造成後40年近くなる住宅街で既存の住宅を解体してからの調査でした。
家が建っていた造成地、もとは丘陵地!安心していました。
しかし一箇所目の試験棒が40cmも入らないうちに無回転で
一気に吸い込まれるように降下約3mほとんど回転しないまま降下してしまいました!「エ~~~」
説明が遅れましたが小林工業が一般的に行う地盤調査は
スエーデン式試験と言い優勝旗のやり先のようなドリルに100kgの荷重を掛けて何回転で25cmを掘り進むかで25cmごとの地盤の強度を判定し強固な地盤(岩盤)までの深さを計測しています。
無回転で降下してしまうことは相当な軟弱地盤を表わしています。
あわてて道向いに住まわれている施主さんに連絡して降下状況を確認していただきました。
お施主さんも立ち会われて「エ~~~ドンダケ~~~」
即座にお施主様にもご了解いただいて地盤補強の用意をさせていただきました
数十万円の費用をご負担いただいて鋼管杭の施工となってしまいました。その後に頑強なベタ基礎を施工して
先日、無事に上棟を迎えさせていただきました。
上棟日の事!二階の床梁を架けて10時の休憩・・・????何かおかしい?
隣のお家のサイティング目地とこちらの新築工事の2階床梁が水平でない???
どちらがどうなの????ひょっとして傾いてるの???
勿論、新築工事はレベル確認済み・・・・
静かに静かにお施主さんに報告
お施主様「杭打ってもらって良かったわ~~」
「杭を打って、悔いを残さず」つい先日の体験記でした。