ロハスな家(光触媒の塗り壁)
美作市(旧英田町)青野に吉野川を渡るたもとに
8月3・4・5日の展示会に向けて順調に工事が進んでいます。
こちらのお宅は女流建築家の万代先生の作品です。
お客様と何十回の打合せで可愛らしいデザインが創られています。
光触媒の塗り壁材は表面の乾きが非常に早く、気温の高い時期は苦労します。
コーナー部分のコテ、塗りつけるコテ、小さなウエーブを出すコテ、3種類のコテを器用に使い分けながら微妙なコテ波を残して行きます。
コテは一度使うたびにバケツで洗わなければなりません。何回か洗うとバケツの水も交換です。
私 「小村君(左官)そんなに使うたびにコテを洗わにゃぁいけんのん?」
小村君 「コテをいっつも綺麗にしとかなんだら仕上げの表面を引っ張るんです」
私 「へ~~大変じゃあなぁ~・・」
綺麗なコテ波で仕上がった外壁には左官職人の苦労とプライドがこもってるんです。
光触媒の塗り壁は陽射しと水分(雨・霧・露)で自然に汚れを分解してくれるメンテナンスフリーの外壁材でいつまでも綺麗な外観を保ってくれるばかりではありません。
左官職人の真心込めた仕事が月日の風合いと共に暖かく
住む人を見守ってくれるように思えます。
良い仕事してますね~ 小村君! 感謝!