珪藻土の家
今日は「腕は一流・口は三流」の下山左官が腕を振るって室内の珪藻土塗りの作業中です。
珪藻土は一気に一面の壁を塗りつけてしまわないと色むらが出来るので4人がかりで塗り上げています。
室内に入ると「海」の香りがしています。
これは珪藻土がもともと海中に堆積した植物性プランクトン「珪藻」から出来ているからです。
珪藻の身の部分が「原油(石油)」に殻の部分が「珪藻土」と全く性質の異なる二つの天然資源となりました。
珪藻土には木炭の5000~6000倍も超多孔構造を持っていて、旺盛な吸・放湿性を持っていて室内の湿度バランスを整えてくれるばかりか原油から造られた様々な化学物質を中和・除去する作用があり人・動物・植物を健康にする空気を作ることが判明しています。
大梁と無垢の天然桧大黒柱からは針葉樹独特の心身を安定させる作用のある「フィトンチッド」が放出されます。
珪藻土は今日が塗りたてですごく濃い色合いに見えますが、乾くにつれてどんどん薄くなって落ち着いた色合いになって行きます。
外観も足場が外されカリフォルニアデザインの外観が見られるようになりました。
外壁は小林工業オリジナルの光触媒の塗り壁材で仕上げました。
外壁・屋根も小林工業オリジナルのナチュラルフォーム断熱工法で建物自体が呼吸する高断熱工法で外張り断熱にまさる快適な空間になっています。
生涯住み続けていただく家だから、生涯にわたって安全、健康に暮らしていただくのはもちろんですが、将来にわたって維持管理費、光熱費のかからない家創りを勧めています。
ブログには書ききれない見所、ウンチクがいっぱいのお家がもうすぐ完成です。
5月25~28日の完成見学会を予定していますので是非確かめにお越しください。