バウビオロギーって何だ!
今朝は朝一に地盤調査の位置だしを済ませ、いざ大阪へ!
今日はエコの先進国ドイツの家創りの考え方「バウビオロギー」の研修会に参加するためにマイドーム大阪へ行ってきました。
何でも珍しい物好きの僕は一人では寂しいので設計のみどりちゃんを誘ってヨーロッパのエコの取り組みを勉強するつもりで参加してきました。ドイツ人の大学教授ボルガー・ケーニッヒ先生の講演でわかりやすく説明していただいてとても良かったです。大学時代必修科目だったドイツ語を落とし続けて4年間勉強したかいあってかイントネーションだけは思い出せました。
バウビオロギーとはバウ(家)+ビオス(生命)+ロゴス(調和)を語源とした言葉で建築生物学・生態学の概念で壊れつつある環境との調和を取り戻し、健康的な住空間を求めようとする考え方です。アメリカで始まったLOHASにも近いです。太陽のエネルギー・雨水・高断熱・通風とかを有効に利用して化石エネルギー(石油・原子力)の使用に頼らない快適で効率的な生活が出来る住空間を求めるものです。
現在の日本では一般的な新築住宅には24時間換気が義務付けられています。これはシックハウス対策からです。そもそも自然素材だけで住宅を作る事が出来たなら、電気を使う24時間換気はいらなくなります。合理的な健康住宅に誰もが住めれるようにしたいですね。