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ダイワハウスにも薪ストーブ

先日、赤磐市内で薪ストーブを設置させていただきました。

私も初の挑戦でしたが・・・

プレハブメーカーさんの住宅の屋根を貫通して煙突を設置しました。

プレハブ住宅は基本軽量鉄骨で骨組みを組み立てています。

でも・・・

基本的な骨組み以外は木なので・・・

木造住宅と同じ考え方で煙突を通します。

でも・・・木造住宅の場合は『火打ち』を間仕切り梁・桁に取り付ける事で水平剛性を保ちますが・・・

軽量鉄骨造の場合は『ブレース』と言う鉄筋を筋形状に水平に引張りあう事で水平剛性を保ちます。

なので・・・鉄骨の梁桁以外にの、その『水平ブレース』を逃げて煙突を通さないといけないので・・・

ストーブの設置位置にも配慮が必要です。

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屋根裏は真っ暗・・・

足元となる天井裏は綿状のロックウールが吹き込まれています。

ほこりっぽい天井裏の鉄骨トラスを乗り越えての作業となるのでかなり大変!!

でも・・・

安心して薪ストーブを楽しんで頂くためには・・・

安心安全のストーブをしなければなりません!!

鉄骨の構造部分には傷つけない・・煙突の当たらないように・・・

屋根の貫通部分は屋根に穴を開ける事で強度が落ちないように・・・しっかりと補強工事!!

元よりも丈夫になるように補強!!

ストーブは家の中で安全に焚火が出来る道具だと思っています。

で・・・煙突の貫通部分などは木部と接しないように・・・

熱煙突で貫通するので煙突外部は素手で触れても少し暖かい程度にしか表面温度は上がらないのですが・・・

でも・・・貫通部分は不燃材料で覆います。

そして・・・屋根瓦部分も雨漏りしないように注意が必要ですが・・・

この部分は粉や市工業の専属瓦屋さん「橋本産業」さんにお任せです。

でも・・・瓦と水切り版の取り合いは要注意

以前は鉛板を利用して水切りされていますが・・・

酸性の木酢液が煙突から出てくる可能性が有るので鉛は解ける可能性が・・・

なので、耐酸性の強い薪ストーブメーカー推奨の水切り材を使用しています。

こうして・・・

最新の技術と・・・細心の注意を払って「安全のストーブ設置」を行っています。

ストーブ屋さんじゃあ無い!工務店の建築ノウハウを生かして・・・

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設置が完了すると早速火入れ式

穏やかな炎とストーブから発せられる『遠赤外線』で家全体が暖まります。

プレハブハウスメーカーさんは薪ストーブの設置を嫌いますが・・・

鉄工所をルーツとする小林工業は

プレハブ住宅でも安心安全のストーブ設置を行っています。