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暖か~~くなりますよ!!

今日は朝一番 7:30出発で兵庫県相生市へ

今日が4回目の現場訪問!!

事前打合せが2回

屋根貫通部分の煙突取り付けが1回

今日はいよいよメインイベント!!

薪ストーブ(暖炉)の搬入・据付です!!

今回のストーブはベルギー製の薪ストーブドブレ640BC

鋳鉄製で重量は190kg

私は大学時代にアメリカンフットボール部に入っていて・・・

筋力には自信が在るんですが・・・

それは・・・過去・・・30年前の事・・・

2トントラックの一番後に積んで・・・運搬

天板を外し・・・扉も外し・・・二次燃焼板も外し・・・焚き口の扉も外し・・・耐火煉瓦も・・・灰受け皿も取り出して・・・

出来るだけ軽くして・・・

私と同行の職人さんと監督さん・・・3人で頑張ります!!

P1000277建物にキヅ付けないように・・・

玄関から人力で運び込みます。

学生時代の背筋力は200kgをはるかに超えていた私も・・・

ヨタヨタ・・・・何とか無事に設置場所に。

毎回思うことですが・・・

もっとパワーが欲しい!!

筋トレ始めなければ!!!

1.まず最初に位置だし!!
  屋根工事の時に設置しておいた天井・屋根貫通部分の
  煙突から『下げ振り』で位置だしして本体を設置します。

2.続いて煙突を支える支持金物の位置だしです。
  煙突の荷重が架かる部分なので建物の骨組み(躯体)
  にシッカリと固定できる事が重要です。

3.私は軽量化の為に分解したストーブ本体を組み立てます。

4.同行の職人さんは壁で支える支持金物を2階の床を支える
  梁に固定します。

5.そして・・・現場で必要な煙突の長さを実測!!
  当初の設計通りで一安心!!現場で切断しなくても
  既製品だけで寸法はバッチリ収まりました。

6.煙突は1階の床で寸法通りに組み立ててビス止めします。

7.そして・・・ストーブと屋根の煙突がつながります。
  P1000276
こちらのお宅は屋根に上がるのに苦労しそうなので・・・室内から煙突掃除が出来るように工夫しています。

ストーブの上で簡単に煙突が外せるので・・・ゴミ袋を巧みに使って、ススが室内に散乱しない様に『奇麗に安全に煙突掃除』が出来ます。

真っ白い漆喰に杉の外壁材がナチュラルな雰囲気を創っています。

シンプルモダンの自然素材住宅「無添加住宅」です。

8.最後に・・・天井・屋根貫通部分に化粧パネルを取り付けて完了です。

こちらのお宅は薪ストーブ専用設計なので・・・ストーブの熱を家中に無駄なく伝える配慮がなされています。

ストーブの上から天井に入る直前まで・・・シングル煙突にしています。

P1000278これは・・・ストーブで70%発揮した熱の残りの部分を上昇する煙突からも室内に放熱させる為です。

こうすれば・・・90%以上室内に熱を伝えてくれます。

シングル煙突は一重なので排気熱を十分に伝えてくれます。

2重煙突・断熱煙突は煙突内の温度を外側に伝えないので煙突内にススが固着しにくいので煙突掃除は楽ですが・・・

私は熱効率の高いシングル煙突派です。

9.煙突設置で注意が必要なのが煙突の熱膨張です。
  鉄道の線路も熱膨張の余裕が見てありますが・・・
  ストーブも煙突の熱膨張の逃げをどこに取るかを考えて
  組み立てなければなりません。

シッカリと・・・・安全に・・・熱効率にも配慮して

ストーブ設置にも小林流のこだわりがあります。

4回目の訪問はお家の引渡しが完了してからの『火入れ式』です。

初回の火入れではストーブ・・煙突から塗料の乾燥する臭いが出るので・・・あまり寒くならないうちに換気しながら『使い方説明』を行います。

5回目の訪問は来年の秋頃・・・一年使っての感想と・・1年点検を行って・・・煙突掃除の実演と講習を行います。

ここまでの訪問と作業でストーブの契約内容が終わります。

『薪ストーブは家の中で焚き火を安全に出来る装置』なので

それなりの機器の安全と管理(使いかた)が必要です。

小林工業は国内最大の薪ストーブディーラー「メトス」の岡山県総代理店としてのプライドで『安心・安全の薪ストーブのある暮らし』を販売しています。

                    brank

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