Eco-Love Letter ３通目：「スローな夕食」
お久しぶりです！アラスカからKanaが更新です
寒いイメージのあるアラスカですが、私の暮らしているヘインズという
アラスカ東南部の小さな町では、今日の気温は28度。
山はまだ雪をかぶっているというのに、暑い暑い。
今年は異常気象で特に暑いらしいのですが、これでは温暖化の影響で
どんどん後退していっている氷河も、今年はさらに早い速度で解けてしまっているのではないでしょうか。
それはさておき、こんな天気の良い日の夕方には、
海からの良い風が吹いてくる玄関先にテーブルを持ってきて、
現在、家に下宿させてもらっている、地元のアーティストのおじさんと外でゆっくり晩御飯を食べます。時間もここではゆったり流れています。
私が今まで見てきたアメリカ人には珍しく、
おじさんは、毎晩ちゃんとご飯を作る人。
そして、ヘルシー志向で、玄米と野菜たっぷり。
「最近は、料理を作る人が本当に少なくなってしまった。
だから、ちゃんとした料理を食べている人も少ない。
そのくせ、満足するために、アイスがいるとか、チョコがいるとか、
デザートがいるとか言う。でも、本当の満足はいい仕事からしか得られない。料理だって、いい仕事の一つだ。」
チョコのくだりで若干ギクッ
としましたが、
スローライフを送る、ボヘミアンなおじさんの言葉が心に残る夕食でした。
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