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水平に家を建てる

普通!!あたりまえ!!の事ですが・・・家の床は水平でなければなりません。

今日は木造住宅の床面の水平を保つ為の施工についての報告です。

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こちらは津山市の北部(旧加茂町宇野)で施工中の

ロハスな家です。昨日、基礎コンクリートの打設を終えて今日は基礎の高さを微調整して水平を保つ作業です。

コンクリート自体は2cm程度の砕石と砂とセメントと水で出来ていてコンクリート自体で+・-1mm以内の誤差で平滑に保つことは不可能です。

そこで、平滑に基礎の最上部を保ってくれる仕上げ作業『レベラー』を行います。

写真のように昨日打設したコンクリート面の不純物(レイタンス)を取り除いて接着材を塗って下ごしらえをします。

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そして・・・基礎の天端(最上部)を平滑に保ってくれる

『レベラー』を準備します。

レベラーの配合と混ぜ担当はTakeoちゃんとSakamotoさん・・・(なぜか一番若い21歳なのにさん付け?)

『レベラー』は細かい砂とセメントと接着剤で合成されていて液体の表面張力を利用して水平を保ってくれます。

電気ドリルの先にスクリューが付いたようなミキサーでコーンスープ程度の流動性に混ぜます。

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型枠の内側に30cmおきに仕上げ高さを示した細い釘を打ってあり、それを目印に一気に型枠の中へと注ぎ込みます。

一度で高さを決めないと・・・低いところに後から足しても均一な高さは得られません。

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注ぎ手は建設機械ディーラーのエンジニアから小林工業に転職されて10数年のベテランSigeyukiさん!!

慎重に・・・そして手際よく注いでゆきます。

注ぎ始めると途中で止めるわけにはいきません!!

そして、注ぎ込むレベラーも混ぜたてのフレッシュでないと均一な高さが出しにくくなります。

その為に・・・Sigeyukiさんの注ぐ量とタイミングに合わせて手元までYamaちゃんがとめどなく届けます。

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今日も4人のスムーズな連係プレーで均一な基礎高さが保たれたようです。

3日後には型枠も外されて基礎天端の施工精度を確認して・・・さらに・・・基礎パッキンの施工で土台の高さは+・-1mm以内の厳密な施工がなされます。

大半の工務店・建設会社は基礎工事を外注(下請け)にお願いされてるようですが・・・・

小林工業は自社社員で確実に施工しています。

将来にわたって自信を持って守ってゆきたい家創りの大切な「礎」(いしずえ)は

他人任せにしたくない・・・そんなこだわりからです。

7月11日に上棟を予定しています。  お天気でありますように

 


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