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本格和風は「美作の松」で

3月3日に上棟予定の「小房の家」では本格的な和風イメージをご要望されています。

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大きな梁の下に引き戸が入る昔ながらの雰囲気をご要望いただきましたので、それなりに良質な梁材が必要となります。

小林工業では柱・土台などは地産地消の立場から美作桧・杉を使っていますが・・・・梁材は乾燥度合い・建築後の変形そして価格を勘案して米松を普段は使っています。

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しかし!!今回は和風収まりの梁・・・・となると

どうしても「美作の松」にこだわりたいところです。

良質の「美作の松」を探しにR53沿いの山渋木材さんへ

大型トラック何百台分も山積みされた木材の中から天然自然乾燥された梁材を品定めです。

必要な木材断面は高さ30cm幅12cmですが

美作の松は乾燥の途中で竹とんぼみたいに「よれ」「ゆがみ」を起こしてしまいます。

なので・・・・3cmから4.5cmくらい大きめに木材を荒挽きして乾燥させてあります。

それを・・一本一本品定めして必要なサイズに挽きなおして製品にしていただきます。

乾燥による割れは無いか??木材の性は良いか??そり、歪みは??木の表は??

など・・・使用する位置を勘案しながら・・・

コレならと言える材料を探し出したら「製材」(挽き直し)です。

画像 028製材機を通して木肌を確認!!!良い表情だ!!

満足できる「美作の松」に出会えたら・・即座にプレカット工場に私が運転するトラックで運びます。

私が確信できる材料を私の手でプレカット工場に運び込んで「木の向き」を説明する・・・・自分でやらないと安心できない・・・

いつまで経っても楽できない嫌な性格ですけど・・・完璧主義はなかなか治せませんね!!

 


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