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ちゃんと責任取らないからこんな事になる!

今日はお昼から万代さんと津山にドライブ・・・天気も良いし・・・楽しくって言いたいところですが・・・めんどくさい講習を受けるためです。


『住宅瑕疵担保履行法』って法律が今年の10月1日から本格施行されるからです。


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津山市のリージョンセンターで国土交通省のお役人様から10月の本格施行に向けての準備をするようにとのお達しです。


そもそも「瑕疵担保担保履行法」とは工務店・建設会社・ハウスメーカーが建てた住宅に10年間の責任を持つことを守らせる為の法律です。その為に供託金を積むとか・・・保険に加入することが法律で義務付けられました。


ほとんどの建設会社は『瑕疵担保責任保険』に加入して一棟ごとに保険契約を結ぶ事になります。


保険加入するためには正確な図面・仕様書そして施工途中の第三者検査などが必要になってきます。


弊社のように住友林業さんのノウハウをいただいている建設会社にとってはさほど難しい問題でもなく・・・今まで通りでかまいませんが、一般の工務店にとってはかなり高いハードルになると思われます。


今回の講習も工務店・不動産会社の方々が150人以上参加されていましたが・・・地域を支える建築産業が集約・淘汰の方向に向かわされるのではと心配します。


家創りはお客様にとっては生涯一度の大きな買い物です。


家創りにたずさわる者は誠意を尽くしてお客様にご満足していただける「家」を提供するべきと考えています。


インチキ不動産屋ヒューザーと姉歯建築士の犯罪によって建築家・不動産業の誠意が疑われる事態となってしまったのが今回の原因です。


私達、家創りを生業(なりわい)とする者は常に誠意を尽くして取り組む神業として勤しむべきと考えています。


そうすれば高い保険料を費やすことなく常識の範疇で自分の創った家を守り続けられると思います。


法律で縛らなければ安心な暮らしが守れない・・・なんだか寂しい家創り法です。




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