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新築・リフォーム・どっちが得なの?

昨年から大型リフォームの問い合わせが増えてきました・・・

リビング丸窓昨年11月に完成した劇的リフォームの作品は中国電力主催のデザインコンテストで見事入賞!!!

審査員特別賞「サスティナブル賞」を受賞いたしました。3月3日には広島市で行なわれる授賞式に参加してまいります。

小林工業ならではのアイディアとナチュラルフォーム断熱や蓄熱暖房器などの最新技術を盛り込んだリフォームが高評を頂いています。

リフォーム前

先日、現場調査に伺わせていただいたお宅です。

築70年を超える古民家です。

中に入って・・・綺麗な木目の地松・・ケヤキの大黒柱・・地松大引き天井板・・・

何でも・・新築時には4~5年かかってあちこちの山から木材を集めたとか・・

大工さんも水車職人の大工が手がけたらしく「水も漏らさぬ良い仕事」がして有ります。

良い木材に腕の良い大工・・現在、これだけの木材で構造部分を組むのは不可能です。

しかし・・・北側は水はけが悪い土地で土台・柱は大幅に腐ってしまってます。

シロアリの被害も部分的に出ているようです・・・・

昔の建物なので現在のようなコンクリート基礎は無く・・石の上に土台が乗せられているだけです・・・・・

リフォームとなると・・・

建物全体を持ち上げて新たにベタ基礎を作らなければなりません。

屋根も新しく葺き替え・・・サッシも断熱サッシに交換・・・外壁もモルタル大壁に・・水周りもすべて最新の設備に・・・蓄熱暖房器・・ナチュラルフォーム断熱・・

最新の技術を投入すれば新築同様の快適な住宅にする事が可能です

しかし・・ここまで劇的リフォームすると新築にほぼ近い予算となってしまいそうです。

新築だったらどうでしょう・・・

新築ならお客様のご要望を100%まとめた快適な住宅が創れます。

しかし・・・既存建物の解体・・先祖が後世の為に残してくれた建物を産業廃棄物にしてしまいます。

そして・・リフォームならかからない不動産取得税・・固定資産税も新たに払って行かなければなりません・・・

LOHAS(ロハス)の観点から考えると・・・先祖が残してくれた財産を引き継いで無駄を省いた生活が望ましいと思っています。

今回のリフォームも既存建物の良い所を伸ばして・・お施主様の要望を100%盛り込めるようにしたいと思います。

新築と大規模リフォーム・・どっちが得なの??ってよく聞かれますが

先祖の想いのこもった家(財産)を活かして(リフォーム)住み続ける事は損得ではなく「徳」につながると思っています。

明日はこちらのお宅のリフォームプラン提出です。

喜んでいただけますように・・・・・

 


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